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2015年06月23日

Mesaの日記:コンデンサを考える

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昨日来店された方と、コンデンサなんかのお話をしました。
コンデンサの交換で音が変わるのか?というお話です。
これについては、ネットなどを見ると賛否両論のようですね〜。プラシーボでしょうかねぇ?

電気的には間違いなく変わっているでしょう。
そして、僕的には、聴覚上も変わっていると思います。(変化量の大小は勿論あります。)

では、なぜ変わったと言う人と、変わらないと言う人がいるのか?たまに考える事があります。

自分は、音の聴き方の差が出ているのではないかと思っています。

例えば、ギターで6弦の開放をピックで鳴らした場合、10人いれば10人が違う感覚で、この“E”という一つの音を聴いていると思います。
ある人は、ピックと弦が当たる瞬間のアタック音に集中して聴いていたり、またある人は、音を伸ばした際の倍音の出方、音の減衰の仕方、サスティンの長さ、どこか特定の周波数帯、ピッチ、弦の振幅の増減の仕方などなど、それぞれの人が様々なポイントに無意識のうちに集中して聴いているのだと思います。

コンデンサを交換し、交換前よりローが出るようになった楽器の音を聴いても、アタック音に集中して音を聴いてる方には変化ナシと聴こえていまう場合があるのではないでしょうか?
逆に、サスティンに集中して音を聴いている方に、コンデンサ交換でアタック音が変化したとしても、その変化には気づかないのではないでしょうか?

耳コピを良くやる方ならわかると思いますが、様々なパートが入り組んだ難解な曲も、ギターパートのみ、ベースパートのみに集中し聴いていると、そこが聴こえてくるという経験があると思います。
僕は、集中するポイントの差が、聴こえてくる音の差にかなり大きく関係しているのではと考えています。

耳が良い・悪い、感覚が良い・悪いではなく、広い意識で音を聴くことが、音の変化を楽しむポイントの様な気がします。

コンデンサのみでなく、他のパーツ交換、その他リペア作業後の音の変化にも同じ様な事が言えると思います。

僕自身、多数の楽器・音楽に触れてきたためか、経験的に自然とその集中するポイントの感覚が広くなったんだと思います。
集中して楽器を触れば触るほど、音を聴けば聴くほど、音楽を楽しめば楽しむほど、感覚は広がっていくと信じています。

音楽は、限り無くどんどん楽しくなるモノだと思います:)
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POTの重さ

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ボリューム操作・バイオリン奏法などの時に気になるPOTの重さ。
分解してグリスを入れ替え、そして組み直し。
ヘソなしPOTもこれで動きが軽くなります。スムース!
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2015年06月21日

Mesaの日記:楽器の寿命

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楽器の寿命

野平工房での作業内容で1番多いのが、フレットの擦り合わせ、次にナット交換やリフレットって感じです。

そして、これが多くのプレーヤーさんが恐れている修理だと思います。

費用・修理期間・フレットを削ってしまうという作業内容など、不安に感じる人は多いと思います。その気持ちよくわかります。。。

ただ、一生懸命弾いただけ消耗品であるフレット・ナットは減っていきます。

僕の感覚的には、弦がダメになったら交換するのと、擦り合わせする・ナットを交換するというのは、同じように感じています。
費用の差は正直ありますが、気分良くプレイしたいという点ではなんの差もないと思うからです。

そういった理由から、僕は、本気で使う楽器は3本程度に留めるようにしています。
これ以上の本数では、手がまわらず良いコンディションを維持できないと考えているからです。

弾かない間も、ネックの状態は大なり小なり変化し、弦は錆び、フレットも曇る…
コレは避けようがない変化だと思います。

僕の考える楽器の寿命を伸ばす方法は、きちんと整備して弾いてあげることです。

工房に持ち込まれる、フレット擦り合わせ依頼の楽器の多くに、リフレットを勧めたい位フレットが減っていたり、錆びのでたフレット状態の楽器があります。
こういった楽器は、初回のリペアでギリギリ擦り合わせ出来たとしても、次回はリフレットになることもよくあります。
つまり、こういった状態の楽器は、フレットの寿命が、擦り合わせ一回にしか耐えられない程度の長さしかないという事です。

フレットの寿命は、楽器の寿命でもあります。
リフレットによって、また再生は出来ますが、同じ管理の仕方ではすぐにまたリフレットの時期が来てしまいます。

最初に書いた様な経済的・精神的理由から、擦り合わせなどに出さずにギリギリの状態まで、使い続けてしまうのもわかります。
ただ、それが結果的に、楽器の寿命を縮めている事も知っておいて欲しいと思います。

野平工房でのフレット作業後は、ピッカピカにフレットを磨きあげます。
そして、その状態こそが楽器にとって最良の状態だと考えています。

フィンガリングはストレスなく、チョーキング・ビブラートした感じも非常に滑らかです。

楽器の寿命を伸ばす方法の一つとして、いかにこの状態にし、それを維持していくかにあると思います。

弾く頻度にもよると思いますが、僕は、誰でもちょっとした気づかいで、作業後のピカピカのフレットを半年間ほどは維持出来るだろうと考えています。

フレットが曇る・減る原因は、手垢・汗、そして弦のサビです。
サビた弦の表面はザラザラとヤスリのようになり、曇って滑りの悪くなったフレットを、弾くたびに削っていきます。
そして、弦のサビはフレットに移り、指板上のコンディションは最悪な事になっていきます。
大げさに書きましたが、程度の差はあるものの、僕が見てきた楽器の9割程はこの状態でした。
また、フレットが減る原因として、弦を押さえる力が強いからという人もいるかと思いますが、上記の原因を取り除く事で、フレットの寿命は飛躍的に伸びると考えています。(勿論、フレットの種類などによる部分もありますが。)

そこで、僕がやっているケア方法(Highly recommend!!!)
僕は、少しでも楽器を弾いた後は、必ず弦一本一本をウエスで拭き、フレットも全体的に拭きます。
その後、GHSのFAST-FRETをフレットに当たるように軽く薄く塗るというものです。(GHSは本来の目的とは違いますが、この用途において非常に効果的です!)
ウエスで汚れを取り除き、FAST-FRETの油分で弦・フレット表面を保護するという感じです。
これをやってみると、まず弦の寿命が伸びることに驚くと思います。
そして、結果的にフレットの寿命も延びることに繋がります。
僕はこの方法を何年も続けてきました。
半年前にリフレットしたメインのギターを見て、フレット替えたばっかりなの?と言う人もいました。
このように、見た目的にも、長期間ピカピカ状態のフレットを維持する事も出来ます。(勿論、使用状況などにもよりますが。)
細かいやり方を知りたい人は、錦糸町店に遊びに来て下さいな。

ただ、これをやったからって弦のこまめな交換は怠ってはいけません。。。

初めは面倒くさいと思うかも知れないですが、フレットの寿命が伸びることを考えると、精神的・経済的にもやる価値はおおいにあると思います。

まぁ、いろんな要因でネックの状態は変化するので、半年に一度くらいはリペアショップなどでチェックしてもらった方が良いですねぇ:)
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2015年06月20日

Mesaの日記:楽器の調整箇所

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楽器の調整箇所
僕はギター弾きだから、ギターについて。

ネックの反り具合
ナット
フレット
弦高
フローティング具合
ブリッジ周りの部品
ヘッド・ボディの重量
ジャック
ピックアップの高さ
ポールピースの高さ
ピックアップの種類
ポット
配線材
コンデンサ
ハンダ
スイッチ
各部のネジの締め具合
下穴の面取り

僕自身が、ストラトなんかを買うとイジる箇所です。

半分位は、ドライバーだけあれば調整出来る箇所ですねぇ。
でも、やってる人って実は少ない。
高価なパーツ交換などの前に、ドライバーだけで出来る調整だけしてみるのも大切だと思うです。

共振楽器であるギターだけに、電気系以上に楽器本体各部の圧力・ストレスの方が音に与える影響は大きいと思っています。
特に、ネジ止め箇所の多いストラトは、ドライバーだけでもイジった分だけ音が変わります。

楽器本体がバランス良くなると、その後のパーツ交換の効果も良くわかるようになると思います。

なので、僕自身はピックアップ交換なんかは最後の手段に近いです。
ただ、キャラクターの近いピックアップ交換が前提での話です。大きな音の違いを狙った場合の、ピックアップ交換はありだと思うです:)
(ピックアップ交換お待ちしておりますlol)

僕は、道具や環境があることをいい事に、毎日のように自分の楽器をイジって、ボードをイジってを繰り返しています。

楽器の音質を考えると、日本は気候的な事もあり、海外などに比べると大変大変不利だと思います。。。
なので、その分こういった調整で足掻く必要があるのだと思います×(

だだ、最近は自分も全ての箇所を調整するというのはやめました。
確かに調整によって音は変わりますが、実際僕は、録音の為にスタジオに入ってという使い方などではなく、自分のバンドやジャムに持ち出して使うという感じなので、使うアンプ・場所の広さなど弾く環境の差の方が大きいので、自分が必要と思える箇所のみの調整しかしていません。
自分に何が必要かを選ぶ事が、とっても大切だと思います。

100%に近い自分の理想の音は、自分に合わせて調整していないとまず出ていないと思います。ギター以外の機材も含めて。。。

80%の楽器で100%の音を出すには、弾き手が20%犠牲にしなくてはならないと思いますが、その分演奏も20%犠牲にしていると思います。
楽器と弾き手が互いに100%の状態に保つ事が、120%の演奏に繋がると思っています。

そして、楽器店などで、吊るしの売っている状態がピッタリ自分に合うという事は、世の中の販売されている楽器の数や個体差の事を考えると、確率的に非常に低いです。
なので実際には、楽器を買う際の試奏は、その確率を上げる為の作業であって、理想の音を手に入れる一歩でしかないと思っています。

とは言え、まぁ〜、考え方は人それぞれ:)
気にしない人は気にしないってのも事実。
ただ、気にした人だけがわかる部分が多いのも、音楽や楽器の世界だと思います。

ところで、この前思ったのは、4回路5接点のレバースイッチって、音シャキっとし過ぎ?
普通のスイッチに戻そかなぁ〜
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2015年06月19日

フレット擦り合わせ・ナット交換

I'm doing fret leveling for Gibson LPC,and then I'll replace the nut too.
カスタムの、フレット擦り合わせとナット交換をします。
焼けたブラックビューティーは、格好がヨロしぃ:)


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2015年06月17日

New Workshop

Everyone!
We opened a new workshop in Tokyo.
We were repairing guitars and basses as a license repairman of Fender.
And we are good at fixing about a neck,and we have own way for fret leveling so we can set up the low action without any buzz.
We are open 11AM - 7PM.
Come visit us!
Address:
Tokyo Sumida-ku Kinshi 4-9-3


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2015年06月16日

ピップアップ交換

本日、レスポールのPU交換を当日引き渡しの作業として対応させていただきました。
今回のように同形状のPUでしたら、基本的に当日渡し可能ですので、お問い合わせください。
その他、フレット擦り合わせ作業なども、翌日引き渡しが出来るよう対応させていただきたいと思いますので、宜しくお願いいたします。

I replaced pickups sounds sharper!


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2015年06月15日

Mesaの日記:ギターいじり

自分のギターをまたHSSに戻そうかと思い、自分的に実用的な配線はないかと考えてみた。。。
ツマミは、ボリューム・フロントトーン・リアトーン。

1:フロントPU w/フロントトーン
2:フロントPU+センターPU w/フロントトーン
3:フロントPU+リアTAP(外側のコイル使用) “Telecaster風?” w/フロントトーン
4:センターPU+リアTAP(内側のコイル使用) w/リアトーン
5:リアハム w/リアトーン

試してみると・・・

スイッチを切り替えても、どこもバランスよく鳴ってる☆☆☆
リアハムのこもる感じも無く、シッカリ抜けてくる☆☆☆
3のセンター位置のトーンは、まだどうするか悩み中・・・
リアのコンデンサの値も悩み中・・・
ハイパスはいらないなぁ〜


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2015年06月14日

Lovepedal COT 50 Plexi Pedal

Michael Landau、Scott Hendersonなどの使用で有名になった、Plexi系ペダルのCOT 50です。
Lovepedalというブランド名を、一気に世界に広めたモデルでもあります。
現在、数多くのドライブ系のペダルがありますが、ここまで個性(クセ)の強いペダルはなかなかないのではないかと思います。

このペダルの魅力は、その中毒性的なまでの個性ではないでしょうか?
実際に使ってみると、他のペダルとの相性や、使用方法などが限定されてしまう事も多々あるペダルですが、その中毒性故に愛用してしまう方も多いかと思います。
良く目にする、どんなアンプもPlexiライクなサウンドにしてしまうという謳い文句も、あながち間違いではないと思いますが、Plexiという言葉抜きにしても、この音のハリ・艶、ピッキング・ヴォリューム操作への追随性は、他では感じる事が出来ない非常に素晴らしいものだと思います。

構造的にもファズフェイスに近いと言われているように、単純故の個体差や製作者の気まぐれなどによる仕様の違いも、このペダルの魅力だと思います。
実際、同一のモデルを複数所有している方がいらっしゃるのもうなずけます。

僕自身、COTを持たずに弾きに出る事はありません。
外国に行く時も、COTだけは必ず持って行きます。
そして、これからもずっと、COTが僕のペダルボードから外れる事はないでしょう。

万人受けしないモデルが多いLovepedalですが、プレーヤーにしかわからないポイントを表現出来ているのもLovepedalです。
音楽を表現出来る、数少ないペダルだと思います。

COT 50自体の流行は過ぎたと思いますが、“必要だから使う”というペダルとして愛用していただけるプレーヤーの方にお奨めしたいと思います。

Blue/Red LEDのMLとAngus Modを各一在庫していますので、店頭にて弾き比べてみて下さい。


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2015年06月13日

野平工房オリジナルシールド

工房オリジナルのシールドも作って販売しています。
ビンテージハンダを使用し、更に特殊な処理を施し1本1本手作りで製作しております。
線材とプラグの組み合わせで、計3種類用意しました。
ハンドメイドの少量生産品なので、現在の在庫数は少ないですが、シールドの試奏が出来るお店も少ないと思いますので、シールドの違いで音にどれほどの違いが出るのか体験してみて下さい。


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タグ:販売
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