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2015年09月10日

湿度と音について

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僕の個人的な意見です。

連日、雨雨雨で湿度高めです。
音は空気の振動であることから、空気中の水分などの影響は避けられないかと思います。

そして最近、日本と乾燥した空気の外国では楽器の鳴り方、音の伝わり方がだいぶ違うと感じています。

つまり、楽器は日本で鳴らすなら日本で鳴らす用の状態に調整しなければならない様な気がしています。

実際に僕の場合、海外のミュージシャンを日本で見た時、海外で見るのと比べて良い音に感じた事は無いです。
もちろん様々な要因が絡んでその結果になっているのだと思いますが、ワールドツアーをする人達にとって、演奏する場所によって鳴り方が変わるのは結構なストレスではないかと思いますし、その鳴り方の違いが演奏に与えている影響も大きいと思っています。

イメージでは、空気がドライな土地ほど音はオープンで楽器の響きが外へ広がっていき、その場の空気を振動させているように感じます。
しかし、湿度が多く重い空気の日本では、楽器の響きが外へ広がらず、楽器自体が振動しているだけであまり空気の振動を感じないような様な気がします。
この違いは生音の時点でも違うと感じるので、国の違いによる電圧の差などでもないと思います。

ライブ演奏の場に行っても同じように感じます。
外国などでは、演奏によって会場の空気自体が揺れているように感じますが、日本ではあまりそういった感じがないように思えます。

楽器の鳴りについてはよく耳にします。
お客さんからも、鳴りについての話をされる事も多いです。

しかし僕は、実際には鳴り以上に響きの広がり方が大事なのではないかと最近考える様になりました。
生音の大きい鳴りの良い楽器はちょくちょく見かけます。
しかし、響きが広がる楽器は少ないように感じます。
つまり、鳴りはするが奥行き、立体感を感じない音です。

もちろん日本に居る以上、湿度などの問題は避けられません。
響きの広がりを考えると、非常に不利な環境ではないかと思います。

しかし、調整次第で響きの広がり方を変えられるのではと考え、最近いろいろと実験をしています。

音とその土地の気候は、普段は気づかないですが大きく関係してるような気がします。
日本語と英語の響きが全く違うのもそうなのかもしれません。
言葉のなまりなんかもその土地の環境の影響を受けたものかもしれません。

楽器の音を考える場合、どうしても機材の質などに目がいきがちです。
しかし、環境や演奏者自身がカギを握っている場合も多くあると思います。

そして、多くの楽器がメイドインジャパンではなかったりします。
そして、多くの楽器が海外のモデルを参考に作られていたりします。

メーカー・ショップの基準値に合わせることが調整ではないと思います。
自分に合う楽器があるように、日本の環境に合う楽器の状態があるのだと思います。

日本と外国の違いを意識することが、音に変化を与えることも多々あると考えています。

最近、音ってホントに楽しいと感じます!
これからもいろいろ実験してみたいと思います。
posted by Mesa at 13:23| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記
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