2014-11-1-thumb-180xauto-333.jpg

2015年11月23日

自分に合ったシールド

IMG_5034.JPG

昨日ジャムに行って思ったのは、みんな使ってるシールドってそれぞれ違うんだなぁってこと。
楽器屋さんに行くと、沢山のメーカー・種類のシールドが並んでますね。

シールドを選ぶ基準てなんでしょ?
大体のシールドが試奏出来ないと思うので、メーカーの売り文句や、ネットなどでの評判なんかを頼りに選んで買うしかないですね。
ただ、複数の種類のシールドを購入しないと、結局比べることが出来ないので自分に合った物を見つけるのはなかなか難しいと思います。

僕は自作のシールドを使っていますが、作るのにもいくつかのポイントがあって、線材・プラグ・ハンダなど組み合わせを考えるのもちょっと苦労したりします。
当工房でもオリジナルのシールドを製作し販売しています。勿論、店頭で試奏も可能です!

僕も今まで色んなメーカーのシールドを使ってきました。
プロヴィデンスやモンスターなどの有名メーカーや数百円のチープなやつなど価格も音質も様々でした。
メーカーの謳い文句もそれぞれですが、基本的にポジティブな文句しか書いてありません。まぁ当然だと思います。

シールドも楽器本体と同様に、自分の好みと価格がイコールにはなりません。
高いから自分にとって良いとは言い切れないと思います。

僕がシールドを選ぶ基準を書いてみます。
単純に好みの音が出るというのは前提ですが、僕は長さを結構気にします。
元々自作するようになった理由だったりするのですが、まぁ自分の好みの長さの物が欲しかったんですね。

シールドって実は?音を劣化させることしか出来ません。
メーカーの文句やネット上などでも良く見かけますが、あるシールドを使うとミッドがブーストされるなどのどこかの音域が持ち上がるや、解像度が上がるということはありえません。
楽器から出た信号を増幅することは出来ません。
シールド内での信号の劣化により、聴覚上どこかの音域がブーストされたりクリアに聴こえたりしているだけです。

つまり、どんな高級シールドであっても楽器から出た信号は大小ありますが確実に劣化してしまいます。
勿論、劣化具合はアンプの設定などでもある程度修正出来ますが、やはり精神衛生上それはちょっと。。。っていう感じがします。

僕は常にバッファーやプリアンプを繋ぎ弾くので、そこまで行く段階での信号の劣化を減らしたいという思いがありました。

そこで、劣化を考えた場合、線材の質も当然問題になるとは思いますが、それ以上に長さが問題になると僕は考えました。

試しに同じ線材で、一般的な3mの物と長めな10mの物を作り比べた結果、やはり長い物の方が明らかに信号の劣化が大きかったです。
その劣化を逆手にとり、ある種の音質変化が良い効果だとして人気があるのがカールコードだったりすると思います。
つまり、信号の劣化が全ての人にとって必ずしも悪いというわけではないとも思います。

僕の場合は足下にペダルボードがあるので、バッファーに入るそこまでを実用使用範囲内の最短の1.5m程で作って使っています。

ただ、大きなライブステージから小さなジャムスペースまでを、1本の大きなステージに合わせた長いシールドで兼用にすると、劣化をマイナス面だと考えた場合大変不利になるかと思います。
僕のように最短でバッファーなどに繋げられれば良いですが、全ての人がそうはいかないと思いますので、自分の実用範囲内の最短の長さを考えることは、劣化をマイナスと考える方にとっては大切だと思います。

また、ペダルを使う場合、シールドによる劣化具合がエフェクト音にどう影響するのかも実験したことがあります。
例えば、歪みのペダルに対して、同じ長さの複数の種類のシールドを差し替え弾き比べると、ゲイン量や音量、音のハリなど音の違いが結構出ました。
つまり、シールドの違いは最終的な出音に相当影響しているということです。
勿論、アンプ直という方にとってもアンプへ入力されるの信号が変わるので、出音への影響は同じように大きいですね。

友達同士なんかで、各々のシールドを持ち寄って弾き比べしてみるのも楽しいかもしれませんね。
posted by Mesa at 16:50| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年11月22日

僕にとっての音楽

IMG_5032.JPG

僕は音の虜です。
最近、特にそう感じます。
また、音楽に限らず何かを経験する度に音への興味も深まっているように感じます。
 
音のことを考えるとワクワクしちゃいます。
僕が楽器を始めて15年とか経ちますが、いまだに音に飽きることがないです。
もちろん、その時々によって興味がある音は違いますが、いつでも音は、僕にとってとても魅力的なものであり続けているのだと強く感じる事がよくあります。

かっこいいフレーズや曲、難解なスケールや複雑なコード、高い音楽知識や高度な技術など、それぞれ楽器を弾く人によって魅力やゴールは色々あると思いますが、僕にとってそれは音なんだと感じます。
 
気に入った音の出ない時は、何をやっても気分がのらない。。。弾く気なんか一気に失せる。。。
ライブをする度、ジャムに行く度に感じていました。。。
 
しかし、最近やっと弾いていて気に入りる音が少しずつ出るようになってきた気がします。
気に入りる音が出ると、どんどん弾きたい気持ちになります。
 
ただ、聴いていて良いなと思う音と、弾いていて気持ちい良いなと思う音は違うのでは?と考えるようにもなりました。
 
自分の出したい音を出すには、高い楽器やパーツ、レアなペダルやブティックアンプが必要なのではないのだなとも改めて思いました。
 
もちろん、それらもとても魅力的なのでしょうが、結局、自分の機材がどれだけ自分に合っているのかという方が遥かに重要なのだと感じます。
 
また、世の中で言われている音の定説なども殆ど役に立たず、結局自分で音は見つけていくしかないのだなとも強く感じます。
 
日々リペアをしていて、お客さんに合わせたセッティングを心がけやっていますが、実際に自分で自分に合う状態の良さを実感すると、改めてその重要性を感じます。
 
気がつくと、シールドの自作に始まり、僕のペダルボートの中も自作のペダルばかりになってきました。
それも、自分に合わせようとした結果なのだと思います。
そうなると、自ずと既製品は減っていくのかもしれません。
 
自分に合うものは自分にしかわからないのだと思います。
つまり、自分がわからなければ、自分に合うものは手に入らないのだと思います。
 
試行錯誤を繰り返し音を求める事は、時間のかかるとっても大変な作業ですが、僕が楽しむ為には必要不可欠なことです。
 
ただそれは拘りなどでは無く、ただ単に自分がとびきり楽しみたい!という気持ちだけです。
その為に僕は、楽器を弾き続ける限り、この先何十年も気に入る音を求め試行錯誤を繰り返してくのだと思います。
 
音への興味が新たな経験を生み、新たな経験がまた新たな興味を生んでくれる連鎖が音楽の中にはあるのだと感じます。
 
音楽ってやっぱり良いですね。
posted by Mesa at 12:01| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年11月18日

弦のテンションとテンション感

IMG_5019.JPG

最近はSGを持ち出す機会が増えてきました。
なので、イジくる頻度も増えているのですが、前回の弦交換から弦の巻き方を少し変えてみました。
テールピースの上から弦をもってきて張る感じのやつです。
 
やってる人も結構いるのかな?
この巻き方だと弦のテンションが緩くなってチョーキングし易くなるとか言われてたりするようですね。
 
ただ、実際にはテンションはこれ自体では変化はしません。
弦のテンションは楽器のスケールによって決まるので、同じ弦を使用した場合、スケールを変更しない限りテンションは変化しません。
 
しかし、多くの方がテンションが緩くなったと言うようです。
 
僕は、ブリッジの駒にかかる圧力は大きく変化するので、駒の上を弦が滑り易くなる為摩擦が減りにチョーキングの際などにテンションが緩く感じるのではないかと思っています。
 
ナット部も同様に、適度な圧力と溝の整形により摩擦を減らすことで、テンション感を緩くすることが可能だと考えています。
さらにナットでいえば、ストラトなんかのヘッドのテンションピンなんかの高さは、ブリッジ部の駒とテールピースの位置関係に近い作用をしていると思います。
ギブソンヘッドであっても、ヘッド角があったりナット部で弦がペグに向かい角度がついているなどにより、それぞれが摩擦を生み出し、テンション感へ影響を与えていると考えています。
僕の使ってるストラトを弾いた人に、テンションが緩く感じると良く言われるのですが、それは僕のストラトは出来る限り余分な摩擦が無いようにナットとブリッジを調整してあるからだと思っています。
(まぁフレットもいつもピカピカなのでそれもあるかと思います。)

気が向いたら、バネ秤かなんかでテンションの変化を計ってみようかな。。。
 
ただ僕は、実際にはテンション感以上に音の変化の方が大きいように感じます。
 
元々ヴィンテージのSGの場合バイブローラーが標準仕様なので、この張り方の弦とブリッジの位置関係がそれに近いと思い試してみたかったのですが、僕が今回この張り方にして感じたのは、音がルーズになる感じです。
タイトな感じは薄れた感じがします。
また、ボディーの鳴りも弱くなったかな?
でも、弦の振動がボディーに喰われなくなったせいか、弦自体の振動は素直ななった気もします。
音もこっちの方が粘る印象♪
 
結果的に、僕のSGの場合だとこっちの方が好みかも。
てなわけで、しばらくはこの張り方でいってみようかと。
posted by Mesa at 12:45| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年10月12日

良い音とは?

10363364_254327138087043_6679197195119239083_n.jpg

昨日、富里店のFacebook・ブログで良い音についての記事があがっていたので、僕なりに少し音の事を書いてみます。
 
良い音と定義される物は存在しないと言うのは同感ですね。
 
また、音を聞く経験などについても書かれていました。
僕もそこは大切な部分だと思います。
 
では、そもそも音ってどう聞こえているかを考えてみたいと思います。
 
以前も書いた事ですが、ギターの6弦の開放を弾いた時、人は何を聞いているのでしょうか?
 
この指一本で出せるEと言われる音にどれだけの情報量が詰まっているかを考えたことがあるでしょうか?
 
譜面にしてしまえば、たった1つの音符です。
Eの音と言ってしまえば、一言で終わりです。
楽器を触った事がない人でもすぐに出せる音です。
 
しかし、実際には物凄い情報量の塊だと僕は考えています。
 
ピックまたは指が弦と触れ合う瞬間のアタック音に始まり、弦の振幅の増え方、振幅の乱れ方、ピッチの変化、振動・音量の増加減衰の仕方、倍音の出方、サスティンの長さ、歪みののり方、ピッキングの強弱・ピックなどの当たる角度、面積、指の硬さなどに対しての変化、艶、ハリ、太さ、、、、
 
単純な項目をあげていっても6弦の開放の1つの音だけでもまだまだ出てくるかと思います。
 
また、そういった内容以外にも、多くの方がBB Kingなどが弾く1音だけを聴いただけでBBだと確信したりすることがあるはずです。
もちろん、他にも沢山そういった、誰が弾いているのかすぐに分かる1音を出せるプレイヤーはいます。
 
しかし、1音でなぜ誰のプレイか判別出来たりするのでしょうか?
そこには、誰がプレイしているかが分かるだけの情報量がつまっているからです。
そこには、プレイヤーのパーソナルな部分が詰まっているからです。
 
パーソナルな物や、精神論的な音楽の考え方が嫌いと言うプレイヤーさんを、僕はプロ・アマ問わず何人も知っていますが、その人達でさえも、良くも悪くもその人のパーソナルな情報が音には出てしまっていると思います。
 
色々な方と話をしますが、海外で生活し楽器を演奏した経験がある方とお話しをすると、音楽に求められるのはそのパーソナルな部分だという意見をよく聞きます。
僕もそうだと思います。
一時間会話をするより、一曲ジャムる方がよっぽど相手を理解する事が出来るということです。
そして、それは、それだけの情報量が音に詰まっているからでもあるかと思います。
 
外国へ行くと、言語以上の情報量を音は持っていると強く感じます。
 
ただ、それらの情報量をキャッチする感覚は経験でしか手に入らないと思います。
 
ギター弾きが、指1つで弾いたEの音を1弦ではなく6弦の開放だと感じるのも、以前にそれを聞いた経験がある、そして6弦の開放だという認識が自分の中にあるからだと思います。
BB Kingの音をBBだと思うのも、以前にBBを聞いた経験があるからです。
 
しかし、音の聞き方の感覚は、雑誌を見ても、ネットを見ても、誰に聞いても、どんなに知識・情報を頭に入れても身につきません。
もちろん、僕の書く記事を読んでも同じです。
自分で身につけるしかないんだと思います。
 
正直、とても時間のかかる作業ですし、それなりの高額な勉強代は必要なんだと思います。
つまり、高級機材を買う為ではなく、経験の為にお金と時間を使うということです。
しかし、同時にそれが楽器の醍醐味の1つなのだとも思います。
 
僕はその経験を得る為に仕事を辞め、外国へも行きました。(まぁ、それだけが理由ではないですが。)
そして、それに何ヶ月もという時間と数百万というお金を使いました。
でも、その価値は多いにあったと思っています。
 
良い音の定義があったら、僕はとっくにギターを弾くのを止めていたかもしれません。
そして、理想の音探しは一生続く物だとも思います。
 
経験は、頭の中のイメージをより具体的な物にしてくれます。
 
理想の音を求める気持ちはとても大切だと思います。
きっと、音楽もどんどん楽しくなります。
posted by Mesa at 12:17| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年10月04日

楽器の個体差

1385886_190094937843597_1385179972_n.jpg

先日、楽器の購入を考えていて、あっちこっちの楽器屋さんで楽器を試しているという方が来店されました。
やはり、音や感じが気に入った物でないと買いたくないと、日々試奏を繰り返している方は多いようです。
 
そこで、楽器の個体差を考えてみます。
 
以前、僕はFenderのリペアのお仕事をしていたことがあります。
同じ製造時期の全く同じモデルで、カラーも全く同じという様な個体を多いときでは100本近く任されることもありました。
そこで感じたのは、個体差という物の幅の広さです。
 
確実に個体差は存在しています。
しかし、販売店さんやメーカーさんの広告にはまず書かれていません。
つまり、ある意味隠されてる事実です。
 
では、なぜ個体差が生まれるのか考えてみます。
 
まず、多くの楽器の材料が天然素材の木である為に、個体差が生まれるのは避けられません。
生育時の天候、時期、保管状況など様々な物が関係し、木の密度・水分量、木目などなど全てにおいて大小様々な差が出ます。
 
全く同じ木は2本と存在していないはずです。
同じ名前の木だから同じ音が出るわけではありません。
(ある程度の傾向はあると思いますが、僕はその程度だと思っています。)
 
つまり、カタログスペックのハカランダ、ホンマホ、ハードロックメイプル、コリーナなどなど、どんな豪華絢爛な材の名前も100%音を保証する物ではないということだと思います。
 
ですが、カタログ・広告には材が良い、音が良いとしか書かかれていません。怖いですねぇ。
 
次に、木が加工され楽器の形になり組まれていく間にも個体差が発生していると思います。
機械だけではなく、人間の手による加工が入れば、作業した人の力の入れ具合、癖などにより加工後の仕上がりに違いが現れるでしょう。
ネック周りは、特にそういった作業者の要因による違いがよく見られます。
 
最後に、出来上がったネック・ボディーにパーツが付けられていきますが、ここでも個体差が生まれます。
電気系のピックアップ・ポット・コンデンサなどのパーツは、テスターを当てて全く同じ値を示す物は少ないと思います。
さらには、密度・重量に個体差のある天然素材のネック・ボディーにパーツを取り付けるので、互いのバランスによりさらに違った個体差を生みます。
 
もちろん、これだけではないと思います。
考えれば考えただけ個体差の要因は出てくるでしょう。
 
しかし、このことは公には語られていません。
 
つまり、シグネイチャーや誰かと同一モデルは、憧れのミュージシャンと同じ音が出るわけではないということですね。
 
ペダルやアンプも同様に個体差が存在してしまっていると思います。
 
また、個体差が生むのは音の変化だけではなく、ネックなど各部の不良などに繋がることも多々あるかと思います。
 
個体差は、楽器選びにおいて辛いところだと思います。
しかし、個体差があるから楽器は唯一無二であり、素晴らしい存在なのだとも思います。
 
地道に試奏を繰り返すしかないってことですね。
気に入った個体を探すのは大変です。
posted by Mesa at 17:03| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年10月01日

Custom Shop製

IMG_4829.jpg

最近、カスタムショップ系の楽器がリペアに持ち込まれることが多いです。
 
僕の周りにもカスタムショップ製の楽器を持ってる人は多いですね。
僕のギターもそうです。
 
レギュラーラインと比べて、価格はとっても高いですね。
でも、不具合のある個体、不良品と言える個体が沢山あります。
 
やっぱり、高価で不良のあるカスタムショップ製より、調整された廉価版のモデルの方が使える楽器だったりします。
 
意外にも(?)よく聞くのですが、高価なモデルはネックが反らない、音がビビらない、音が良い、当然品質が高いなどなど、そう信じられている方は多いようです。
 
しかし、実際に多くの楽器を触って僕が思うのは、価格とスペックは、楽器の品質や音とは比例しないことも多いのだということです。
 
ちなみに、僕の使っているカスタムショップ製も指板の不良が元からあり、ポジションによって指板の厚さが違います。
指板の厚さは今後のリフレットなどの作業に影響が出でくるので、まぁ厄介な問題だったりします。
 
僕の場合は自分でリペアするので、それも承知で購入したので良いですが、大体の方は購入後に気づくことが多いと思いますので、後から問題が発覚してショックを受けることもあるかと思います。
 
どんな価格帯であっても、安心して楽器を購入するにはそれなりの見極めが必要になってくるのだと思います。
posted by Mesa at 16:32| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年09月28日

ハムバッカーのアジャスタブルポールピースの高さと向き(?)

IMG_4679.JPG

ハムバッカーのアジャスタブルポールピースを調整する人はどれくらいいるんでしょうか?
 
ポールピースの片側(中には両側)がネジになっていて、各弦の音量を合わせられるってやつですね。
 
なので、そのことを知っている人は音量バランスを取る為に1つづつ調整しているかもしれません。
シングルコイルのピックアップでは出来ないので、お得な機能ですね。
 
しかし、アジャスタブルポールピースの調整と音色の変化を気にする人はどれくらいいるんでしょうか?
(ちょっと気にし過ぎですかねぇ…)
 
もちろん、弦との距離や磁界など様々なものが変化するであろう、そのため音質の変化もあるであろうというのはなんだか想像がつきます。
 
しかし、ネジの向きってのはどうでしょうか?
 
僕はたまに試すんですが、ポールピースの頭のマイナスの溝、これを横一直線に揃えるのと、ランダムにするのとでは音が違うと思います。
 
一直線に揃えるとややコンプ感があり整ったマイルドな感じ、ランダムにするとオープンで暴れる感じが出ると思っています。
 
リヤピックアップで、軽く歪ませてあげると違いがわかり易いかも。
さらに、フェライトのマグネットのピックアップの方が違いが出易い気がするんですが、どうでしょうか?
 
メーカーによって、出荷時のポールピースの溝の向きは色々です。
あるメーカーは綺麗な直線になっていたり、またあるメーカーはランダムに並んでいたり。
そこにはメーカー側の狙いが…???
 
マイナスドライバー1本で調整出来るので、ポールピースをイジる機会があったら試してみても面白いかもですね。

IMG_4817.jpgIMG_4816.jpg
posted by Mesa at 15:57| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年09月26日

便利で危険なインターネット



これはフェンダーがあげてる動画なのかな?
多くの人が知りたいトラスロッドの調整についての動画ですね。
 
正直、真似しちゃいけない内容ですね。。。
これをフェンダーの名前でアップしているのがさすがアメリカという感じですね。
しかもマスタービルダー。。。

ネットって怖いですねぇ。
有名な名前のところが、危険な情報を全世界に正しいことのように平気で発信しているんですねぇ。
もちろんこの動画に限ったことではないと思います。
 
あ、でも僕はフェンダー大好きですよ!
この雑な感じが良いんです♪
posted by Mesa at 18:17| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年09月16日

また “けいおん” 見ちゃった。

ge5855.jpg

昨日の夜、またアニメの“けいおん”を見てたんだけど、楽しくて一気に最終回まで見てしまった!
コレは良いアニメですねぇ。
すでに楽器をやっている僕でも、楽器・音楽って良いなぁって見てて思いました。
 
実際にけいおんのアニメを見る前までは、絵的に可愛い系だから男子や大人にはどうなの?っていうイメージがあったけど、これはみんなにお奨め出来るアニメぢゃないかな?
 
これをきっかけに楽器を始めたりってのはわかりますねぇ。
練習のシーンなんかでもちゃんと楽器の音してるし、シチュエーションも現実的だから見ててワクワクする。
ライブのシーンは上手すぎるし、機材豪華すぎだったけど。。。
 
にしても、誰かと音を一緒に出したいって気持ちにさせられるアニメですね。
楽器はちゃんとメンテナンスしなきゃダメ的なシーンもありましたねぇ☆
 
なんでも、1期と2期があるようなので、2期も少しずつ見ていこうかと思います。
2期の方がもうちょい楽器についてマニアックな感じになるのかな?
そっちも楽しみです!
 
未だにけいおんは人気があるみたいなので、これから楽器を始める、または新しく楽器を買おうなんて人もいるかと思います。
 
なので今度気が向いたら、楽器を買う時に気をつけたいポイントなんかを、リペア屋さん的目線で書いてみようかと思います。
楽器屋さんのお兄さんにそそのかされて不良品を買わされるのは残念すぎますからねぇ。
posted by Mesa at 16:46| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記

2015年09月14日

ゲインとリペア

box-l-kn2jf76cglqkik54szez4x3w4u-1001 (4).jpg

ゲインを上げて弾いていると、飽きてきてしまいます。
強く弾いても弱く弾いても何を弾いても一緒になり、抑揚がなくつまらなく感じてしまいます。
ノイズも増え、ヌケも悪くなります。

そこで、ゲインを下げるにはどうしたらいいかを考えてみました。

ゲインを上げる理由は、クリーンな音より弾き易いからというのがまずあると思います。
つまり、楽器を自分の弾き易い状態に持っていければ、それまでより低いゲイン量でも弾きこなす事が出来るはずです。

そして、もう一つはペダル・アンプへの入力を増やす方法です。
しかし、それはハイパワーなピックアップを積むなどてはなく、何かでブーストするわけでもなく、楽器自体の調整により楽器の響きを豊かにし情報量を増やし、それをペダル・アンプへ入力し、今までよりも低いゲイン設定にしても聴覚上のドライブ感を得るというものです。
思うに、これこそがナチュラルなドライブだと思います。

フレットの擦り合わせなど、リペア・調整後に楽器の響きが豊かになる事は自分自身わかっていますし、当工房でリペアをした事のある人なら実感いただいている部分だと思います。
逆に言えば、豊かな響きを持たない楽器は、電気的にゲインを上げなければ歪んでくれないんだと思います。
僕は、ドライブ感を保ちながらニュアンスを出すポイントの一つはそこではないかと考えました。

そして、電気的にではなく、ドライブ感を楽器の調整でコントロールするということは、演奏のニュアンスの損失を最小限に食い止め、尚且つ出音を有機的な物にしてくれるのだと思います。

良いバンドの演奏は、激しく・熱く・ラウドであっても、ステージ上の音量は思いの外小さく、そして意外にもクリーンな音だったりします。
十分な音の厚みやドライブ感を得るには、足し算的にゲイン・ボリュームを上げるのではなく、引き算的な考え方が必要な場合も多くあるのだと思います。
豊かな楽器の響きはクリーンな音でも音を複雑にし厚みを生み出し、広がる様な奥行きのあるナチュラルなサスティンを与えてくれます。

最近、自分の楽器を弾いていて気づいたことですが、以前試したネックポケットの拡張をしてから、同じペダル・アンプの設定でも以前よりもドライブ感が増えていました。
楽器の響きが変わり、情報量が増えたためドライブ感が増したのだと思います。
結果、以前と同様のドライブ感を味わいながらも、ペダルのゲインを下げることが出来るようになりました。
そして、以前より生々しい音に近づくことが出来たと思います。
ただ、ニュアンスが出まくりなので、ある意味弾くのが難しくなりましたが、それも楽器の醍醐味だと思います。
posted by Mesa at 15:18| Comment(0) | 修理 / Mesaの日記